夏が嫌い。でも少し好き。
今日も暑かった。
昨日ふと、「今年も夏が来たなぁ」と感じたので、私の中で今年の夏は昨日からということになった。
私は夏が苦手です。
暑いのが嫌い。
湿度が高く、カラダにまとわりつく感じがとにかく不快。
日焼けしてすぐに真っ黒になるのがイヤ。
メイクしてる最中から汗がダラダラ。
そしてメイク崩れは修復不可能。
嫌いな理由はすぐに浮かぶのに、何だか夏が来ると思うとワクワクしている気もする。
さわやかな色合いが似合う。
明るい雰囲気。
夏の夕方のイメージ。
花火大会、夏休み、すいか、家族で散歩…今ではもう昔の子供の頃の記憶。
記憶の中の夏は、ちょっと切なくて懐かしい。
物事は好きな要素と嫌いな要素、両方があって良い。
必ずどちらか一方に決めなくて良い。
そう思ったらいろいろなことが許せるようになった。
思えば、白黒つけるのが苦手。
曖昧なグレーゾーンを好む傾向にある私。
それはそれで良い。悪くない。
グレーゾーンを認めることは、自分で自分を認めること。
ここ数年の私。
心についた大きなキズ。
抜けないトゲのようにひっかかっていること。
どうにかしたいのに、どうするか決められず曖昧に、心がモヤモヤしながら放置してきたこと。
どちらかに決めなくては…
できれば劇的な方に。
ポジティブと他人の目から見える方に。
そんな風に思っていた。
だけど、決められない私。
決められない理由や言い訳を、探して納得してもらおうとしていた。
そもそも、誰に納得されたいの?
誰が納得するの?
いないんじゃない?そんな人…
どっちでもいいよね。
白でも黒でもグレーでも、中途半端な自分でも、自分がそれを認めていればそれでいい。
そう思ったら、ふっと心が軽くなった。
さて、軽くなった心で苦手な夏を楽しもう。